娘の登校拒否

小川まゆみ(pucchi)

2011年06月14日 21:46

 五年前、娘が登校拒否となった。
理由は、友達との言葉のやりとりがきっかけだった。
一日行けば、三日休み、一週間休んでは、とりあえず
一日行ってみたり。次第に、欠席する日数が増えた。

サボり?? 行けない?の境目が難しかった。

私も、自分の中学時代、友達の言葉でつまずいたことを
覚えている。

慣れ親しんだ、小学校を離れ、他の地の新しい中学に
娘を通わせることに、私は少し、悩んだりもした。

悩んでも仕方ない

「一緒に解決しよう。誰が、あなたを守ると??かあさんが守ってやる。」
「守ってやるけん。あなたの勇気も、必要と!!」
「あなたの 気持ちわからんことないけん。まかせとき!」

娘と、担任の先生のところに行く。
「先生に何でも話していいと。おかあさんより、生徒のこと知ってらっしゃるけんね。」
もじもじ、しながらも娘は全てを先生に話した。

担任の先生。次に部活の先生と話す。「OK!よう勇気出して、話したね。」
後は、「先生も協力してくれるけん。なんかとなる。」
「けどね、あなたにも原因は、あるとよ。じっくり、自分をみつめてみようね。」

終結するまでに、約一年程続いたが、今ではいい思い出と経験となった。

中学三年生の時、「私は、辛かった一年間を高校で取り戻したいから、がんばる。」と
必死にがんばって、志望校に入学できた。

子どもと、共に私も見返ることが出来た。

そこに、勇気もなく、ただ泣くだけの親に抑えられていた
自分の姿が 目に浮かんだ・・・